2006/03/13

ヒースロー空港

日曜の早朝ということで、地下鉄が動いていないため、タクシーでヒースロー空港まで行くことに。

流しのタクシー何ぞは捕まらんので、フロントが呼んでくれた白タクでオーストラリア人の女性と相乗り。その人の話だと、今年の日本の豪雪ぶりはニュースでもよく取り上げられてたみたい。でもあの人よく知ってたよね。こんな極東の国のお話を。料金は一人当たり£15+送迎料金£2.5なり。かなり距離もあったからこの金額でもなっとく。

ヒースロー空港はハブ空港としても機能しているため、ともかくスケールがでかい。一番遠い搭乗口だと、30分はかかるらしい。にもかかわらず、搭乗口発表がやたらと遅い。なんでどこの搭乗口でもなるべく早く着けるようにゲート群の中間地点まで移動。

30分前になってもいまだに発表されないので、遅いなあと思っていると電光掲示板にcanceledの文字。その後アナウンスがあるまでは頭真っ白。国内線ですら欠航の経験がないのに、外国でこんな事態になるとはなんて運が悪い。

その後アナウンスでカスタマーデスクに来いと言われ、デスクに行ってチケットを見せると「預けた荷物を返すから荷物受取所に行きなさい。」(聞き取れた分では)訳がわからんけど、従うしかありません。一度出国した扱いのためか、順路通りに行くと再び入国審査。ランディングカード(入国カード)ももう一度記入しなきゃいけないらしい。このあたりすべて片言英語で。だけどこの先どうなるのかわっパリわからんので、必死でございます。その後、荷物を受け取ってそこの係員に次ぎどおすればいいの的な顔を向けると、「出発ロビーにあるチケットカウンターに行け。」的なことを言われ、これまた必死の形相で早歩き。

案の定、チケットカウンターは同じくキャンセルの被害を受けた人達で長蛇の列。ここはおとなしく待つしかありません。どうやら、ここで振り替え便の手配をしてくれるよう。荷物受取所に向かう際に話しかけてきた女性は先に並んでいたようで、ちょうど手続きの真っ最中。どうやら彼女は同じ航空会社の次の便に乗れることになったみたいです。安心した顔で、再びチェックインカウンターへ行ってしました。いいなあと思ったのは言うまでもなし。

やっとこさ私らの番。チケットを係の人に渡してから10分ほど何も言われずにタダ待つだけ。そして渡されたのは、ガトウィックーリスボンのTAPポルトガル航空のチケットとヒースロー→ガトウィックへのバスチケット。今思えばここで欠航の理由聞いとけば良かった。コン時はそれどころじゃなかった。

お次はバス停探し。案内板を見ると10番から出ているみたい。一安心して待っていてもそれらしきバスはいっこうに来ません。バスの運転手に聞くと、どの人もここじゃないというばかり。しょうがなく到着ロビー内のさっきとは違う案内板を見てみると、テープで「サインを辿ってセントラルバスステーションへ行って。」と修正済み。結構テキトーなお国なんでしょうか?案内板によって直されていたり直してなかったり。ほんと迷惑なお話。今思えば、カウンターの人はセントラルバスステーションという単語を発していたような発してなかったような・・・

でやっとこさたどり着いたバスターミナル。ここでも案内板にだまされる。今回は一方の案内板では修正のために張られていたテープが剥がされていてだまされた。お目当てのバス停について、確認のため他の人にガトウィック空港行きを待ってますかと聞くと、そうだとの答え。一安心。

でもってもう一波乱。ガトウィック空港行きのLED表示があるバスが到着。待っている人達全員空港行きに群がるがも、運転手はこれは行かないと言い張る。言っていることと、書いてあることが違うもんだから納得できず何人も聞きに行く。もちろん運転手は行かないと言うだけ。そのうちにガトウィック行きの表示のバスが到着。どうやらこっちこそが空港行きらしい。不安だから周りの人達も確認のために"For airport"と確認してから乗ってました。もちろん自分も。なんてわかりにくいんだろ。この辺は日本では考えられませんな。あまりの心労でバス内ではうたたね。さすがに熟睡はできません。

この後は順調に進み無事ガトウィック空港からリスボン空港にたどり着けましたとさ。最初の予定からすると、5時間遅れで。これだけでもうお腹いっぱい。良い経験させてもらったよ。これで次欠航になったら少しは余裕だね。

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