2006/08/08

靖国

私は靖国参拝に反対.100害あって1利無し.

確かに,他国から言われたからやめるというのは,内政干渉の気もする.その一番の理由は,参拝することによって,アジアの多くの国の反感を買っているという事実.しかし,特に中国,韓国との間で,話し合いの場すら設けられなくなっているのは大問題.今はその影響がまだ小さいかもしれないが,このまま放って置けば取り返しのつかない事態になるのではないか.

日本は敗戦処理を誤った.敗戦国であるという事実をきちんと認識すべきだ.戦犯と言う悪役をアメリカが作ってくれたのだから,それを多いに利用するべき.ドイツがナチスに責任をとってもらっているように,日本も戦犯とされた人達に責任を持ってもらえばいいだろう.戦犯とされた人達,その遺族にとっては苦しいかもしれないが,たったそれだけの犠牲を払うだけで,日本の将来を明るく出来るならば,安いものではないだろうか.

戦犯と言うのは,戦時下における裁判によって生じたものである.でも,それは敗戦国なのだから不可避な事実.戦犯を弔うのは,戦勝国が英雄を祭る行為と同じある.これは誤解を招く行為だ.

日本は既に人口減少時代に突入.この先,日本国内の市場はどんどん小さくなっていく.そうすれば,大きな市場を求めて海外に目を向けるのは必然的.その為にも最も近い外国.アジアの国々と仲良くあるべきだ.ほかのアジアの国同士ではFTA等が締結されているにも関わらず,日本だけFTAの締結ができていないという状況は避けなければならない.

考えすぎかもしれないが,日本との仲が良ければ中国,韓国間での国境問題.北朝鮮のミサイル問題に対する反応も違ったものだったのではないかと思う.

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